スズメバチ駆除トラップをペットボトルで自作する前に

スズメバチを自分で駆除するには、ペットボトルでトラップを作ってスズメバチを捕える方法があります。
刺されたら死の危険もある危険なスズメバチの駆除です。

ここではスズメバチ駆除をペットボトルで行うための注意点と安全に駆除する方法をまとめています。

スズメバチをペットボトルで駆除する時の注意点

　
実際にスズメバチの駆除をペットボトルで行った人はいますが、以下のようなリスクがあることを踏まえて、とりかかりましょう。

・スズメバチの巣は駆除できない
・敷地外のハチまで呼び寄せてしまう
・時間がかかる

すでに巣が大きくなっている場合は、自分で駆除するのは大変危険です。スズメバチをペットボトルで駆除するには、その時期にも注意が必要です。

４～５月の巣作り前に設置しましょう。

６月以降は巣が大きくなり、スズメバチの数が増える上に、活動的になるので非常に危険です。

夏以降にペットボトルトラップにかかるのは働き蜂がほとんどです。巣の中のスズメバチには影響がないのでスズメバチを完全に駆除することはできません。

日中はスズメバチが活発なので、ペットボトルの誘引剤につられてスズメバチが寄ってきてしまいます。日没～明け方の暗いうちに設置しましょう。

巣の近くに誘引剤の入ったペットボトルを置いてしまうと、巣の中のスズメバチが寄ってきてしまいます。
そもそも、巣があるよう時期ならペットボトルトラップは危険なのでやめましょう。

また、ペットボトルにスズメバチが捕らわれていると、子供が興味をもって触ってしまうかもしれません。子供が届かない高い場所に設置して、「スズメバチくじょちゅう」や「きけん」など注意書きをしておきましょう。

　
スズメバチを駆除するために、ペットボトルを使ったトラップの作り方を紹介します。

【準備するもの】

・１L～２Lのペットボトル
・酒 300ml
・お酢 100ml
・砂糖 100g
・カッター
・ひも

【作り方】

ペットボトルの上部にカッターで切りこみを入れる（スズメバチの入り口になります。）

スズメバチのペットボトル・・の画像

マジックで３～４か所に２㎝四方くらいのHを書いて、切り込みを入れて折り込む。

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酒、お酢、砂糖を混ぜてペットボトルに入れる

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注意書きを貼って植木など高い場所に吊るす

スズメバチの死骸は素手で触らない様にしましょう。毒針が刺さってしまう可能性があります。
ハチの死骸は燃えるごみで処分できますが、ごみ袋を2重にする、新聞紙に包むなど、処分の際に毒針が刺さらないようにしましょう。

すでにスズメバチが巣を作っているなど、ペットボトルトラップでの駆除ができない場合、専門のスズメバチ駆除業者に依頼するのが、素早く安全にスズメバチ駆除する方法です。